
2025年11月8日
気持ちいい秋晴れの中、第2回まほらnet勉強会を奈良産業会館で開催しました。
当日は長野県駒ケ根市在住の山田優さんとネット回線を通して、「人が人らしく生きること」について、山田さんのお話とグループワークを行いました。
山田さんからは、これまで障害のある方々へ関わらせてもらった中で、楽しかったこと、嬉しかったこと、つらい思い出までも語っていただきました。そして、今、支援者として大切にしなければならない姿勢・考えについて学ぶ機会を頂きました。
グループワークでは、山田さんから頂いた「聴く」「本人主体とは」をテーマに5つのグループに分かれ、それぞれが日頃活動している中で大切にしていること、悩み、考えていることなどを共有しました。
その後、参加者の中から3名の方にグループワークでの気付きや、感想についてお話していただきました。
また、最後に山田さんからも総評を頂き、参加者にとっては唯一無二の貴重な勉強会になったと思います。
まほらnetでは引き続き支援者の原点である「人が人を支援するということ」について考える機会を企画し、支援者の人間的魅力の向上に寄与していきたいと思います

~参加された方の声~
聞くと聴く
11月8日の勉強会は、山田優さんが大切にしてこられた思いを私たちに伝えて下さった時間でした。中でも、
「聞く」と「聴く」について、優さんは私たちに何を感じてほしいと思われたのでしょうか。
その方のニーズを聞いてサービスをコーディネートしプランニングするということが相談支援だと考えています
か?と私たちは問われています。
「相談支援」の重要性を教えて下さった廣瀬明彦さんは、相談の部分より支援の方が大事と言われていました。
ともに動いて感じ取る。それこそが相談支援専門員の本分なのだと。
その方の声の向こうにある気配を感じる、こころを聴く、くらしを聴く、いのちを聴く。
だからこそ、私たちはいつも、「その存在」を聴くに値する人間かと自問し続ける必要があるのですね。そして、感性を研ぎ澄ませておくことも忘れてはいけないのだと、改めて気づかせていただきました。
生活支援センターもちつもたれつ 大竹美知世

私自身は優さんとの交流があるわけでもなく、リアルでお会いしたこともありません。いつも私が敬愛する方たちの話題に上る「すごい人」というイメージ。
今回お話を聞いてイメージは間違ってなかったと感じました。
ご自身が障害福祉の仕事に携わることになった経緯から始まったお話は、まさに障害があるかたと周りの人が歩んできた歴史。入所施設の建設を目指していた親の会、家族だけの支援から「支援者」と呼ばれる人たちによる支援への変化。
施設から地域へと目標とする生活の場を変化させてきた政治と社会。入所施設じゃなくてグループホームなら理想
の生活は実現できたのか?という疑問と葛藤。夢中になって聞きました。
私が一番印象に残っている言葉は 「人が人を支援することのとっかかりは“きく”こと」
生きざまに思いをはせながら人生を「きかせてもらう」ことが
この仕事の楽しさであり、相談支援はいろんな人の人生にそえる仕事である。
自分は「きく」に値する人間か?
問い続けることは私の生きざまが変わることかもしれない。障害者の家族として生きてきた私が支援者になるために必要なことなのかもしれないと感じました。
特定非営利活動法人 団栗会 天井美紀

